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あふれる生地たち

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 布で物を作っている人たちは、皆同じ問題を抱えていると思われるが、生地が増える一方で、もうすぐ雪崩が起きそう(笑)。

 数えたことはないが、200種類くらいはあるのではないか。
 私は飽きっぽいので、同じ生地をたくさん買うことはないのだが(大抵1ヤードずつ)、それでも200メートル前後の生地を所有しているということ・・・考えたらすごい。

 最初はプラスチックのケースに入れていたが、そのうちとても収まりきらなくなり、リネン・クローゼットに進出し、さらにウォークイン・クローゼットの一棚を占拠し、それも一杯になってとうとう本棚も侵略。もういい加減買い足すのはやめようと思うのだが、テキスタイル会社はどんどん新しい生地を出し、カタログをよこしてくる。好みの生地を見つけると、買わずにいられない。ほとんど布中毒。

 生地がたまる理由は、買うスピードが、消費するスピードをはるかに上回るからだが、中には「なぜこれを買ったのだろう?」と首をかしげずにいられないものや、ネットで注文し、色柄がイメージと違って、使うに使えないものもある。また、バッグを作るには足りないが、小物やパッチワークには使えるかもというハギレも箱にぎゅうぎゅう詰め。

 それでも、バッグづくりを始めて数年になり、生地の買い方も少しはうまくなったと思う。
 「あ、いいな」と思う生地を見つけても、それで何を作るのか、具体的な製作目標を立てなければ、購入してはいけないというルールを作った。そして、「この生地で作ったものを、*自分は*使うか?」と考えるよう、努力している。単に素敵だと思う生地と、それで作ったバッグが欲しいと自分が思う生地は、必ずしも一致しない。この区別、いまだになかなかできないことが多いのだが、努力中。

 そのうち、不用となった生地をまとめて処分しなければ。
 かわいいハギレを袋詰めして、「パッチワークキット」として破格の値段で売ろうかしらん。
by oktak | 2007-10-16 06:33 | 日常
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