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"Ratatouille"

 2週間ほど前、息子とPixarの最新アニメーション、"Ratatouille"を観た。
 主人公は、料理が大好きなネズミのRemyで、舞台はパリのレストラン。
 レストランの「ゴミ出し係」として採用された若い男に指示を出して料理させ、落ち目だったレストランを再起させてしまう。

 息子と観る映画-特にアニメーション-は、ほとんどがあまりにもくだらなくて記憶に残らないのだが(苦笑)、この映画は楽しかった。厨房のシーンが見事だったし、絵が全体的にきれい。"Beauty and the Beast"あたりからのディズニー映画(Pixarとのコラボ作品を除く)の画像が雑で観るに耐えないのに対し、これは画面の隅々まで気が配られていて、観ていて飽きなかった。

 さらに。Peter O'Tooleが声を担当した、Anton Egoという著名な料理批評家の台詞がよかった。この批評家、とにかく気難しく、威厳があり、彼の一言で店の運命が左右されることから、レストラン業界では恐れられているのだが・・

"In many ways, the work of a critic is easy. We risk very little yet enjoy a position over those who offer up their work and themselves to our judgment. We thrive on negative criticism, which is fun to write and to read.
But the bitter truth we critics must face is that, in the grand scheme of things, the average piece of junk is more meaningful than our criticism designating it so."

 「いろんな意味で、人を批評することは易しい。我々批評家は、己は何も失うことなく、偉そうに他人の創ったものについてあれこれ意見を述べることができる。特に、否定的な意見は書く方も読む方もおもしろいので、我々の仕事は批判で成り立っているようなものだ。

 ところが、本当のところ、どんなにつまらない作品でも、それを『駄作』と定義する批評よりも、はるかに意味のあるものなのだ。我々はこの厳然たる事実を認めなければならない。」(インチキ訳)

この台詞が出てきたとき、私は思わず心の中で拍手した(笑)。
 そうだ、そうだ、その通り!
 (いや、別に誰かに作品をこきおろされたわけではないのだが・・・まだ。笑)

 子どもと観にいくにはお勧めの映画。
by oktak | 2007-07-16 23:39 | 映画
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