はすみとしことかいう漫画家が描いた、シリア難民を揶揄するイラストに激怒し、Facebookにその削除を求めている人たちがいるが、いまいち釈然としない。
同じ善意ある人たちが、ついこの間は、Je suis Charlieと拳を上げていたのではないだろうか?言論の自由を主張するなら、シャルリー・エブドが掲載したイスラム教に対して侮辱的なイラストを擁護する一方で、Facebookが掲載を許した難民に対して侮辱的なイラストの抹消を求めるのは、一貫性がないのではないか? どんなに不快な内容であっても、それぞれの人間が意見を表す権利を守る。それが原則ならば、はすみの漫画の存在も認めざるを得ない。もちろん、はすみの漫画は真実をグロテスクに歪曲した、極めて悪趣味なプロパガンダだと思うが(それをいうならエブドが掲載した漫画の多くもグロテスクで悪趣味)、まさに世間の怒りを扇動するのが目的であり、今の展開は彼女の思う壷なのではないか。その内容に抗議する最善の方法は、完全な無視だ。 再びヴォルテールの言葉。"I do not agree with what you have to say, but I'll defend to the death your right to say it."
by oktak
| 2015-10-02 21:10
| 日常
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