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MOMA

 今日から新学期。新1年生の上の子は、2ヶ月ちょっとぶりに登校。新しい先生に新しいクラスメート。2ヶ月の日本滞在で英語をだいぶ忘れてしまったらしく、本人、不安でいっぱい。新クラスでも、良いお友達ができることを願うのみ。

 NYに戻ってみたら、我々のアパート、いきなり外壁工事が始まっていた。今朝も朝早くからガリガリとやっており、この騒音にはとても耐えられそうになかったため、仕方なく下の子を連れてMOMA(近代美術館)に行った。実は12日まで、「ピサロとセザンヌ展」をやっているため、どうしても見に行きたくて、昨日も子供らと共に足を運んだのであった。しかし昨日は開館後5分とたっていなかったのに、MOMAの前には長蛇の列で、諦めて帰ってきたのだ。今朝は気合を入れて、開館15分前に到着するよう出発。

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 真っ先に6階の特別展示室へ。ピサロとセザンヌ、どちらも大好きだ。パリのオルセー美術館は何度も訪れているので、今回の特別展も見たことのある作品が多いだろうと思っていたが、さにあらず。実にいろいろな美術館から両者の作品を集めていて、見事だった。それにしても、この二人が20年以上にわたって親交を深め、これほどまでに互いの作品を影響し合っていたとは。新鮮な驚きであった。(特別展示は撮影不可だったため、写真掲載できず)右写真、窓からちらりと見えるのは、かの有名なマティスの「ダンス」。谷口吉生の建築も、なかなか。

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 特別展を見ていた途中から、下の子騒ぎ出す。くつを履かせて床に立たせたり、抱っこしたりして執念で絵を見て回るが、とうとう限界に。お腹が空いたのか?仕方ないので2階のカフェにて早いお昼。ここでも食べながら大騒ぎ。

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 この状態では絵をゆっくり見ることなどできない。よし、sculpture gardenに出て少し気分転換をさせよう。あわよくば、その後疲れて眠るかもしれない。









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 が、ガーデンではハイハイして両手の平とパンツの膝部分を真っ黒にしただけで、一向に眠る気配なし。ストローラーに乗せると大騒ぎするので、特別展しか見ていなかったが、早々と退散することに。

本日の教訓: 赤ん坊と美術館に行ってはいけない。



 
by oktak | 2005-09-09 02:59 | NY
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