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Follow-up: 子供とテクノロジー

 先日、小学生とパソコンについて書いたが、昨日のNY Timesに、タイムリーな特集が載っていた。
"Growing Up Digital, Seemingly Wired for the Mind to Wander"

 テキストメッセージ、Facebook、Youtube、Twitter、ゲームなど、コンピューターや携帯電話が提供する刺激的な娯楽が、いかに現代っ子たちの集中力を低下させ、学業に悪影響を及ぼしているかを、最近の研究結果を交えてレポートしている。

 こうした娯楽に夢中になった子供たちが本を読まなくなり、宿題もおろそかになり、成績が落ちていくという現象を危惧する大人がいる一方で、「これからの時代、テクノロジーを自由に駆使できない人間は成功できない」として、若い人がコンピューターや携帯にのめり込むのを容認する大人もいる。たとえばカリフォルニア州の一高校では、オーディオ・プロダクション(ミキシング)のクラスを新設したところ、受講希望者が多く、4クラスも設けることになったそうだ。受講者の中には、いわゆる落ちこぼれ予備軍の子供たちもおり、このクラスは実社会で役立つ職業訓練を提供するばかりか、生徒らが他の教科に興味を持つきっかけとなると、学校側は主張している模様。

 おもしろいのは記事の内容だけでなく、読者からのコメント。
 このテーマにご興味のある方は是非一読を。

 私はまだ、これからやってくるであろう息子との本格的バトルにどう対応するか、決めかねている。
 結局は、世の中のすべてのこと同様、バランスの問題だと思うが、どこでどうバランスを取るかは、各人がその価値観に基づいて判断するしかないだろう。

 デジタルな娯楽の魅力も、危険性(中毒性)も分かるだけに、舵取りには苦労しそうだが、常に親子間でオープンに話し合っていきたいとは思う。

 
by oktak | 2010-11-22 23:18 | その他
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