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里帰りは一苦労

 2日に東京に到着した。飛行機は満席。我々のように、夏休みで里帰りする家族連れがかなりいた。予想外に下の子がおとなしかったので、本当に助かった。最初の5時間ははしゃいでいたが、次の4時間はバシネットで眠ってくれたし、残り4時間はずっと起きていたが、夫か私の肩に頭を乗せてぼーっとしていた。上の子はさすがにもう手がかからなくなり、映画を見たり、ゲームをしたり。最後の4時間ほどは、首がへし折れそうな姿勢で熟睡していた。
 しかし最近の航空会社、経営難なのかもしれないが、食事がお粗末すぎる。NY-東京間のフライトでは二食出るが、その間が長い。NYの夕食の時間はちょうどこの二食の中間に当たるため、どうしてもお腹がすくが、出てくるのはデーニッシュペーストリー一個。せめておにぎりにしてくれるとよいのだが・・・。上の子、仕方なく持参したスナックをぼりぼり食べて、眠り込んでしまった。
 成田に着いてからが大変で、まず上の子、疲労のため鼻血を出す。ベビーカーがなかなか出てこず、乗客の中で飛行機を降りたのは最後。さらに下の子、とうとう機嫌が最悪になり絶叫、入国審査の列では、みんなに振り向かれるほどのうるささ。バゲッジクレームにたどり着いたときには、ほかの乗客の姿は既になく、ベルトコンベヤーも停止していて、我々の荷物がぽつねんと端に置かれていた。
 私の両親が迎えに来てくれていたが、なかなか出てこないので心配していた。車に乗り込んでから、今度は首都高で大渋滞、帰宅するまでに3時間もかかってしまった。
 しかし車の窓から眺めた東京の街は懐かしかった。日本橋、大手町、 四谷、新宿。ああ、帰ってきたんだなあとしみじみ。NYとはまた違うが、たくさんのエネルギーがつまった街。
 それから3夜明けたところだが、時差ぼけがきつい。下の子、予想通り、もうめちゃめちゃである。昼も夜も眠くて機嫌が悪いが、熟睡できないようだ。それに付き合う親もめちゃくちゃ。今朝は頭痛がする。しかも下の子、ちょうど人見知りが始まったらしく、祖父母が抱こうとすると泣く。特におじいちゃんのことは警戒しており、近づくだけで泣きながら逃げる。まったく感じが悪いが、仕方ない。これからおじいちゃんは「餌付け作戦」を実施すると言っている(笑)。要するに、下の子に食事を与えるのだ。これで少しは仲良くなれるだろうか・・・?
by oktak | 2005-07-05 08:33 | 里帰り
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