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恐怖の夏休み

毎年似たようなことを書いているが、アメリカの学校の夏休みはとにかく長い。
どんなに長いかというと、3ヶ月近くあるのだ。

高校生の息子は、6月15日が授業最終日で、その週はいくつか期末試験があるだけで、ほとんど登校せずに終わる。
小学生の娘は、22日が卒業式。その後一応26日まで授業があることになっているが、実質的には19日で終了、後は映画鑑賞会をしたり、パーティーをしたりだけなので、23日から旅行やサマーキャンプに行く予定を入れているお友達も多い。

そして、新学年が始まるのは、9月9日。
この間、どうやって過ごすかが、毎年頭の痛い問題だ。

アメリカ人の友人らは、大抵6-8週間、子供を泊まりがけのキャンプに行かせ、夏の間は大人だけで過ごすという。自分たちもそうやって育ってきたので、当然のことらしい。
息子も娘も、仲の良い友達に誘われたので調べてみたが、一週間のコストは安くても$1,000、高いところは$2,000以上する。しかも食費、交通費、洗濯代などは別だったりして、いろいろなオプションをつけると、相当な値段。

経済的にも負担だが、そもそも娘などは人見知りで泊まり込みのキャンプなど論外なので、そうなると日帰りキャンプを探すしかない。
価格がリーズナブルで、かつお遊びだけでない、面白い内容のキャンプを探すことが、毎年の課題。
しかも、毎年同じキャンプでは飽きる。このキャンプ探しが至難の業なのだ。

息子はようやく高校生になったので、今年は学校が主催するサマースクールに8月上旬まで参加し、保健、美術、音楽など、ノンコア教科の単位を夏の間に取ってしまうことにした。来年は16歳になっているので、(最近グリーンカードも取れたことだし)ぜひ働いて欲しいと思う。

娘は、近所のアートスクールに1週間、グッゲンハイム美術館のアートキャンプに2週間、そしてアメリカ自然史博物館のキャンプに1週間申し込んだ。

この他、8月中旬から3週間日本に帰国する予定。
それでも娘はまだ3週間以上、予定が空いている・・
その間は、日本語の勉強と読書に力を入れ、普段はなかなか行けない美術館やショッピングに二人で行くことにしようと思う。

日本では、夏休み中、学校がプールを開放したり、部活があったりと、無料の居場所があるのが羨ましい。そもそも夏休みが短いのが、とてつもなく羨ましい。

アメリカは、お金さえ出せば楽しいプログラムがいくらでもあるが、出せない人にとっては、本当に不便にできている。ただでさえ貧富の差が激しいのに、長い夏休みは、格差をさらに拡大させている。低所得層ほど、summer slide(夏に子供の学力が低下する現象)が激しいことは周知の事実。夏が巡ってくる度に、子供のキャンプを探しつつ、こうした機会を与えられない人々のことを思い、釈然としない気分。
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by oktak | 2015-06-05 02:06 | 日常 | Comments(4)
Commented by masako_texas at 2015-06-05 13:24
oktakさん
こんにちは。
そちらは夏が長いので大変ですね。
我が家も毎週のようにどこかにキャンプに行かせるのには、お財布もつらいし、そんな風に出すことにも違和感がありましたので、日々親子で日本語の遅れを取り戻す時間だったな~と思いました。
駐在員の中ではかなりの変わり者のように思われていたと思います。(笑)

こちらに戻ってきて、部活だけでなく夏の時間を子供たちだけで安全にどこかに安価に行くことが出来るのが、嬉しかったのを思い出します。
日本はそういう意味で、学校や公共の施設がよく出来ていますね。

お嬢さん、グッゲンハイム美術館やアメリカ自然史博物館のキャンプなんて素敵ですね~

良い夏休み、日本滞在を。
Commented by oktak at 2015-06-05 21:57
Masakoさんはやはり夏の間に日本語の勉強に力を入れてらしたんですね。うちは補習校にも通わせていないので、最近遅れが目立ってきました。普段の生活が100%英語なので無理もありませんが、もっと頑張らないと将来後悔するかなあ・・と思っているところです。勉強は子供も大変でしょうが、面倒を見る親はさらに大変。子供の尻を叩くために、まずは自分の尻を叩かねばなりません。
Commented by meekjack at 2015-06-06 10:13
Akiさん、始まりますねー夏休み(笑)
こちらは5月半ばにスタートしました。8月中旬には新学期が始まります。我が家では主人が家に居るので16歳の息子は毎日陸上トレーニングとACTの勉強です。
共働きの家庭で、子供たちをサマースクールに入れようと思ったら、逆に仕事を掛け持ちしてそのためのお金を工面しないといけないぐらいお高くつきますね。

日本では交通機関が発達していて安全なので、ドライバー(親)無しでも夏休みが結構充実したりしますよね。 そういう意味では日本の子供たちのほうが自由があるような気がします。

私自身に辛抱強さが全く無いので、主人が子供の教育に熱心で居てくれることが本当にありがたいです。

Akiさん宅の充実した夏休み・・・・バラエティー富んでいていいですね。 NYだったら、身近に色々あるのでお子さん達貴重な体験をされていますよね。
Commented by oktak at 2015-06-06 22:07
meekさん、いやーその通り、日本は小学生のうちから子供だけで移動できるっていうのが大きいですよね。ここでは何もかも大人が送迎、同行しなければならないのが大変です。それに日本の学校制度はよくできている。夏休みの宿題はしっかり出るし(こっちの学校は、せいぜい課題図書が出るくらい)、プールや部活はあるし、そもそも夏休みが一月半と短い。各家庭が大枚はたかなくてもなんとか乗り切れる。息子さんも充実した夏休みになりそうですね。高校生になると、だいぶ行動の幅が広がって嬉しいですね。
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