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恩と義理

 息子に、小学校の漢字の復習をさせている。
 昨日、漢字の問題に「鶴のおん返し」というのがあったが、「『おん』って何?」と言う。
 知らない日本語が出てきたときには、該当する英語を言えばもちろんすぐに理解するのだが、恩って・・・恩って・・・ indebtedness? sense of owing gratitude? 辞書を引いても、これという訳語はなし。なんと、該当する英単語がないのだ。

 日本では幼稚園児でも知っている「恩」という言葉に、対応する英語がないという事実にしばし愕然としたが、その後妙に納得した。言葉がないということは、その概念が社会に存在しないか、きわめて希薄だということ。

 思えば、「義理」という言葉も、英語にはない。
 意味を正確に伝えるためには、やたらに回りくどい説明が必要で、息子はちゃんと理解したのかどうか。

 他にも「遠慮」とか「控えめ」にぴったり合う英語も思いつかないし、「義理チョコ」とか、「サービス残業」に至っては、日本文化講座が必要かも。
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by oktak | 2014-04-20 21:37 | 日常
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