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いくつになっても

14才になった息子には友達が大勢いるが、中でも親しい一人はプロレスが大好き。
何度も泊まりに行き来している間柄だが、どうも息子は彼に合わせて、プロレスが大好きな振りをしているらしい。それも何年も。

息子ははっきり言って、プロレスにはまったく興味がない。
自宅ではプロレスのプの字すら聞いたことがないのに、友達の家では一緒にプロレスを見たり、プロレス関連ゲームで遊んだり、プロレス評論ビデオまで撮って、YouTubeにアップロードしているというのだ。
「Mの家に行っても、プロレスばっかりでつまらない」とつぶやいていたことがあるので、「なぜ興味がないって言わないの?」と聞いたが、「いまさら言えない」の一点張り。

数日前、その子のお母さんがプロレスの試合に息子を誘ってくれた。クリスマスの翌日なので、プロレス界ではメジャーなイベントなのではと想像している。
息子は「行く」と言うのだが、どうしてもしっくりこなくて、息子の了承を得た上で、そのお母さんにメールを書いた。
お誘いは大変ありがたいけれど、もっと熱心なファンがお友達にいるのでは?息子は熱烈なファンを装っているかもしれないが、たいして興味がなく、もったいないので、他に行きたい子がいたらそちらを優先してください、と。

そうしたら、そのお母さんはショックを受けた模様で、「今までの様子から、彼がプロレスファンでないとはとても思えなかった。息子がせっかく楽しみにしている晩が台無しになるといけないので、他の予定があるから行けないということにしてもらいたい。」というお返事。

予想外の返事だったので、考え込んでしまった。
息子が今までファンを装っていたことは、そんなにお友達を傷つけることだったのか?
黙って放っておくべきだったのか?

息子が友達に迎合して、好きでもないものを好きな振りをし続けることが嫌だった。
お友達は、無理して息子の趣味に合わせようとはしない。そのため、うちに来ても、息子が好きなサッカーやバスケットボールは決して見ないし、外で遊ぼうともしない。それでいいと思う。

人を喜ばせたいがために、何でも相手に合わせる傾向はよろしくないと思うので、見かねて口を出してしまったが、それはいけないことだったのだろうか・・

子育てはいくつになっても難しい。
皆さんだったらどうしましたか?
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by oktak | 2013-12-05 05:36 | 日常 | Comments(10)
Commented at 2013-12-05 08:57
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-12-05 08:57
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by KYM at 2013-12-05 09:03 x
プロレスという題材が問題なのでは?健全とは思えないエンターテイメントを避けたいのは当然だと思う。
Commented by oktak at 2013-12-05 09:20
Masakoさん、Kymちゃん、コメントありがとうございます。
息子にはもちろん、「友達に対して、自分を偽る必要はない」と伝えているのですが、相手がとても繊細な子であることも手伝って、どうもはっきりと言えない様子。来年、別々の高校に行く可能性があるので、「このまま(嘘をついたまま)離れるからよかったのに」と言うあたりも、私としては気に入らないのです。嫌なことは嫌だと言えないと、今後友達からもっとプレッシャーがかかる場面に出会ったらどうするのかと心配です。高校に入れば、ドラッグをやる子も(アメリカだから・・)いるでしょうし、「相手を喜ばせたいから」、「受け入れられたいから」やりたくないことに便乗するような子にはもちろんなって欲しくありません。Kymちゃん、トピックが何であっても、私は「好きでないものを好きな振りをする」姿勢はおかしいと思う。趣味なんて皆違って当たり前なのに、なんでそんな演技をするのか・・解せません。
Commented by oktak at 2013-12-05 09:24
Masakoさん、痛みを伴っても、これでお互いの本当の気持ちを知ることができればよいと思いますが、問題なのは相手のお母さんが「息子が傷つくといけないので、用事があって行けないということにしてほしい」と求めている点です。つまり、息子さんに本当のことを伝える気は、さらさらないらしい・・・ 相手の家庭の方針はどうすることもできないので、自分の息子とはもう一度よくよく話し合ってみます。しかしもどかしい・・。
Commented by Machiko at 2013-12-08 00:35 x
難しい問題ですね、たしかに。 亜樹さんの かんがえで いいと おもいます。あいての 母親の 対応には ちょっと驚きですね、繊細にそだててしまって あとが たいへんなのでは?息子さんの 気持ちも よくわかります。 私自身 Late Bloomer で 30ちかくまで 他人の 気持ちを きずつけないようになんて おもって かえって よくなかったときが おおかったです。息子さんは まだ 若いから だんだん 経験を つんで 亜樹さんの ガイドでこれからは 勇気がでてくるのでは?いままで ひきずっちゃって いまになって いえない というのも よくわかります。はじめにいっとかないと Point of not returnみたいになっちゃいやすいですよね。とにかくまとめると わたしは 相手の 母親の考えが ちょっと おかしいと おもいます。亜樹さんが 息子さんと 話し合いをするのが いちばんだと 思います。子育ては 本当に むずかしいですね。
Commented by oktak at 2013-12-08 04:44
Machikoさん、ありがとう~。息子は私にとっては宇宙人みたいな存在で(ちっとも私に似ていない)、何を考えているのかさっぱり分からないことも多々あるのですが、親としては諦めずに、これからも何度でも自分の信念・考えを伝えていくしかないかなと思っています。彼とこれまで生きてきて悟ったことは、子供は自分のペースでしか成長できないということなんです。どれだけ親がヤキモキして、手助けしようとしても、結局はそのときがこないと成長できない。そして「そのとき」は、一人一人、みんな違うんですよね。それまでとにかく真摯に向き合うしかなさそうです。
Commented by ELLIE at 2013-12-08 12:33 x
想像するに、そのお友達は他にプロレスファンの仲間なんていないんじゃないの?だから、「プロレスファン仲間」のoktakの息子さんと、恐らくプロレス界ではビッグイベントであろう試合に一緒に行くっていうことをすごく楽しみにしていたんじゃないかな。だからこそ、プロレスに興味がないから行かないというのをこのタイミングで伝えることに相手のお母さんが難色を示したのではないかと思います。

息子さんも、相手を傷つけたくないという優しい気持ちが強すぎて、It’s okay to say “NO”. ということまで考えが行かなかったんじゃないの。だから「ノーと言ってもいい」という考えは息子さんにとってはきっと新鮮だったでしょう。そして、今回のことで、ノーと言うタイミングを逃してしまうと、かえって相手を傷つけてしまうことにも気づいたのではないかと思います。
Commented by ELLIE at 2013-12-08 12:34 x
(つづき)
息子さんの性格はoktakには似ていないって言うけど、ご主人には似てるの?もしそうだったらご主人に聞いてみたら?私はどちらかと言うと未だに上手にノーと言えない方で、人間関係に苦労しがちなので、息子さんの気持ちはすごくよく分かるの。ただ、私は自分の気持ちが顔と態度に出るヒトなので多分相手に伝わってるんじゃないかと思うんだけど(笑)。
で、結局、息子さんとはまた話し合ったの?

余計なお世話だけど、たぶん、息子さんのその性格は根本的には変わらないと思うから、今後、同じような状況に陥った時には早めに親に相談しなさい、ってことはしっかり伝えておくといいと思うよ。その上で具体的にどうしたらいいかアドバイスすればいいんだし。そうすればドラッグとか悪いことに引きずられることも防げるんじゃない?
Commented by oktak at 2013-12-09 11:54
Ellie、どうもありがとう。多分おっしゃる通りで、他にプロレス好きの友達がいないので、こちらが思った以上にショックを受けてしまったのかも。結局息子とはよくよく話し合って、多分私の言わんとすることは理解したと思う。今回のケースは、小学校時代からの友達との関係で、プロレス好きの振りをし始めたのも幼いときだったので、「今さら演技だったと言えない」状況に陥ってしまったらしいのだけど、今後出会う人に対しては、こんなアホなマネをするなと伝えました。ちなみに夫は何でもはっきり言える人間なんで(私以上に)、二人とも息子に対しては頭抱えちゃうこと多々あり。突然変異か、隔世遺伝か・・?で、その後どうなったかというと、結局プロレスの試合には一緒に行くことになりました。今回はお友達も楽しみにしていたことだし、それでよしとします。今後は多分お誘いもかからないだろうし、相手の親御さんが本当のことを知った以上、無駄な演技はやめると思います。
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