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FITでのインタビュー

 昨日、Showcaseのインタビューのために、久しぶりにFITを訪れた。このShowcaseを主催するのは、FITのCreative Enterprise Centerという部門。面接室にいたのは、NancyとLaraという若い女性。

 最初に、こちらからShowcaseについてあれこれ質問した。なにしろこのイベント、ネットで情報収集を試みても何も出てこなかった謎のイベントである。一体どんな人が展示し、どんな人がやってきて、どんな成果があるのか、じっくり聞いてみたかったのだ。

 彼女たちによれば、このイベントは一昨年から年に一度開催されており、今回で3回目だという。初回と第2回は一日のみの開催だったので、週末2日間開かれるのは今年が初めて。前回は22人のデザイナーが参加、今回は24人を選ぶ予定。FITの広報部が主要産業紙・ファッション誌にプレスリリースを送る他、デザイナーたち自身が支給されるチラシを広く配布して宣伝、さらに当日はFITスタッフが路上に立って人を呼び込むという(笑・FITはマンハッタン有数のショッピング街の近くにあり、人通りはかなりある)。

 商品はさまざまだが、ジュエリー、洋服(メンズウェア含む)、ベビー用品、バッグ、Tシャツあたりは毎年出るらしい。各自プレゼンテーションを重視し、きちんとしたディスプレイをすることが求められるという。(野暮ったいディスプレイをしたデザイナーは、翌年から声をかけないと言っていた・・・)

 次に持参したサンプルを見せたが、二人は昨日アップした木の持ち手のバッグと、21日のフランネルのバッグを特に気に入ってくれた様子。(やはりシンプルな形のトートよりも、少し変わったデザインの方が、FIT受けするのかも。)すべての商品の価格と、12月までにいくつ用意できるのかを聞かれた。今後のビジネスプランについても。

 感触としては悪くなかったと思うが、結果はまだ分からない。来週中には返事があると思うが。とりあえず限られた時間で、できる限りのことはしたので、これで選ばれなかったとしても悔いはない。展示者としてでなくとも、是非このイベントには行ってみたいと思っている。
by oktak | 2005-09-30 22:12 | ビジネス
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