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一人目の母、二人目の母

 6歳の娘は、恥ずかしがりやだ。
 親しい人にそう言うと、笑って信じてもらえないが、気心知れた仲間内でこそ、大声で笑ったり、おかしなダンスや芸を披露するものの、知らない子には声もかけられない。そんな彼女がどうやって友達を作るかというと、ひたすら誰かが声をかけてくれるのを待つのみ(笑)。そんなわけで、去年の9月から10ヶ月間通ったバレエのクラスでも、親しい友達ができず、なんとなくいつも教室の隅っこにいるようなところがあり、ちょっと不憫。また、大の仲良しだったクラスメートが、昨日祖国のイタリアに帰ってしまい、学校でも少し寂しそう。

 思えば、上の子も、1年生のときは恥ずかしがりやで、自分から知らない子に声をかけることができなかった。他の子と遊びたくてうずうずしているのに、「『一緒に遊ぼう』って言えばいいじゃない」と言っても、「言えない!言えない!」と家で困っていた。(笑)

 そんな坊主も、もう6年生。今では大勢の友達に囲まれ、週末ともなると、あちこちから「遊びにおいで」と声がかかり、糸の切れた凧のように、マンハッタンを縦横無尽に飛び回る生活。知らない子ばかりの環境も、へっちゃら。すぐに友達を作るお調子者だ。

 当たり前のことだが、一人目と二人目、同じことを経験しても、親の私の態度はまったく違う。
 息子のときは、「友達がいない」というと慌てふためき、あの手この手で息子を助けようとした。本来、学校での社交が億劫な私が、率先してクラスメートのお母さんたちに電話をかけ、次々遊ぶ約束を取り付けてみたりした。でも、今振り返ると、親が何をしたところで子供は変わらず、子供はその時期が来たら勝手に成長し、自分でハードルを乗り越えていったようだ。

 だから、娘のことはまったく心配していない。
 見ていて歯がゆい思いはするが、今じたばたしても、何も変わらない。
 まだ芋虫の彼女は、時間がたてば、もじもじしながらもそのうちサナギになり、いつか蝶々になって羽ばたいていくのだ。
 もちろん、サポートはする。でも、心配はしないし、余計な手は出さない。
 勝手に自分のペースで成長していってください。

(元恥ずかしがりやの坊主が、偉そうに妹にアドバイスしている様子は、とてもおかしい。)

 
 

 

 

  
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by oktak | 2011-06-22 02:44 | 日常
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