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小学生とパソコン

 5年生の息子は、算数以外の主要教科の宿題をパソコンでする。
 理科や社会のレポートも、国語(英語)の作文も、もはや手書きで提出しているものはないようだ。また、情報収集も図書館で借りてきた本ではなく、ネットでの検索がメインになっている。

 彼が今の学校に編入したのは2年生のときだが、その頃既に子供たちはパワーポイントの使い方を教わっていて、各自が選らんだ偉人に関する発表にも、パワーポイントで作った資料を使う子も珍しくなかった。(だいぶ親が手伝っただろうと思われるが) 今では完成したレポートを手渡しすることもなく、メールで先生に送るそうだから、時代は変わったものである。

 しかし、私はこの傾向が気に入らない。
 こんなに早くからパソコンを多用することのメリットが分からない。
 ワードで作文を打てば、先生にとっても本人にとっても読みやすいが、一つ一つ文字を書くことにおおいに意味があると思うのは、私だけだろうか?スペルや文法が間違っていても、ワードなら、チェックをかければあっという間に「正しい文章」になる。既にある技術を利用した上で、質の高い文章が書ければよい、というのも一つの考え方だが、私はそれはもっと大きくなってからで十分と思う。小さいうちは、鉛筆で書いたものを何度も書き直し、自然にスペルを覚えたり、洗練された表現を学んだりするものではないだろうか?

 ネットでのリサーチにも閉口する。
 ネットで得られる情報は、本の内容を水で薄めたようなものが多い。
 誤った情報もあるだろう。そして何よりも、(これは息子だけかもしれないが)ネットを使っていると、誘惑が多すぎて、リサーチに費やす時間よりも、ゲームをやっている時間の方が長くなってしまうのだ。勉強をしているかと思うと、サッカーのゲームをしている。まさに親の目を盗み、寸暇を惜しんでやっている。

 パソコンを没収しようかと思うこともあるが、学校側がタイプした原稿を求めているとしたら、それもできない。
 まだろくな文章も書けない5年生にパソコンの使用を求めることは、九九も覚えていない子に電卓を与えるのと同じではないだろうか?基礎的な学力がつく前に、これらのツールを与えることは、百害あって一利なしと感じる。

 皆さんのお子さんが通う小学校の状況はいかがでしょう?

 (思えば、私が彼と同じ年の頃、イギリスの学校ではすべての提出物を万年筆で清書することが求められた。鉛筆で下書きしたものを何度も校正し、最終的に緊張感を持って万年筆で書いたことが懐かしい。頑固なおばさんが、ノスタルジアに浸っているだけなのか?笑 いや、あの面倒なプロセスの中で、私は勉強以外のことを学んだ気もする・・。)
  



 
 
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by oktak | 2010-11-17 00:20 | 日常
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