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学校のスナック事情

 この9月、娘が地元公立校のキンダーガーテン(日本では幼稚園年長組に値するが、アメリカでは小学校に付設されている)に入学した。

 新学期が始まってから、驚くことが多々あるのだが、その一つにこの学校のスナック・シェア制度がある。

 「スナック・シェア」というのは、文字通り、毎日子供たちが同じおやつを食べることを意味し、生徒の親がロテーションで「スナック係」になり、自分が係の日には、クラス全員分のおやつを提供するというシステムである。
現在娘のクラスには28名の生徒がいるので、28日に一度、当番が回ってくることになる。

 そもそもなぜこんなシステムがあるのか不思議で仕方がないが(各自おやつを持ってくればいいでしょうに。そしてそれ以前に、おやつは必要か?という問題もある)、郷に入れば郷に従えで、一応これまで黙ってきたけれど、やはりどうにも気になる。

 まず第一に、アレルギーのある子はどうするのか?ナッツ類は、激しいアレルギー症状の出る子がいるため、一応禁止されている。が、その他の指定は特別なく、乳製品や卵などにアレルギーのある子に、そこらへんのスーパーで買ったマフィンなどが与えられることはないのだろうか?

 第二に、「健康的なおやつをお願いします」と先生に言われているにもかかわらず、マシュマロだの、クッキーだのを持ってくる親がいる。子供を喜ばせたいという気持ちは分かるが、はっきり言って、これは迷惑である。食べた後に歯みがきの時間があるわけでもなく、なるべく甘いものを食べさせたくないと思っている親は、私だけではないはずだ。(ただでさえ、アメリカにいると、過剰に甘いものを食べる機会が多いのに。)

 第三に、子供たちは好き嫌いが激しく、ある親が良かれと思って用意したものに、まったく口をつけない子供も多いようだ。(たとえば、レーズンや生のにんじんが出たときには、ほとんどの子供が残していたと、娘は言っている。)大量の食品を用意して、その大部分がゴミ箱行きになることを、皆はなんとも思わないのか?

 そして最後に、「スナック係」は、食べ物以外に、クラス全員分の紙コップと紙ナプキンを用意しろとのお達しがあった。(@@)(単純計算で、このクラスだけで、年間5,000個以上の紙コップが捨てられることになる!)この浪費だけは耐えられんと思い、「各自水筒を持ってくるように指示したらよいのではないか?それが無理なら、私が全員にプラスチックのコップを買って寄付する。」と先生に申し出た。

 結果、先生は「おっしゃる通りですね!当たり前のことに気づかなくなっているものです。今週中に、全員分のプラスチック・コップを注文します」と返事してくださった。よかった。(しかしなぜ各自手持ちの水筒を持参する案はボツになったのだろう?笑)

 本当は、スナック・シェア制度そのものを廃止してほしい。
 しかしそれを言い出すと、しょっぱなから「うるさい親だな」と思われることは必至である(笑)

 他の親は何とも思わないのだろうか。それも不思議でならない。

 
 
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by oktak | 2009-10-09 23:03 | 日常 | Comments(8)
Commented by ELLIE at 2009-10-10 02:01 x
え、公立だったの。うちも公立だけど、スナックは各自持参、それも、ランチの時間が11時と早くて授業の終わりが3時過ぎで皆お腹が空いちゃうからという理由だったので納得しているんだけどね。水筒も持たせてるし。
それってキンダーガーテンの間だけなの???
Commented by Kym at 2009-10-10 11:26 x
私も同じ疑問があったんだけど、どうもこんな理由みたいよ。
1)当番の子供が皆に配るのがうれしい。シェアのコンセプトを学ぶ。
2)同じものを食べて会話のきっかけになる。
3)当番ではない日は負担がない。
でも納得いかないよね。朝のスナックは朝ごはんを抜いてくる子のためかなとも思う。28人分となると、出費もけっこうだよね。それに朝荷物を運ぶのも結構大変だった。確か飲料水まで提供してたよ。
Commented by oktak at 2009-10-11 10:58 x
そう、それだったら納得です>Ellie。娘のクラスは2時40分で終りですが、おやつを食べるのは1時半頃とのこと。必要なのかな?高学年でもスナックタイムがあるかどうかは不明ですが、少なくとも2年生まではある模様。

Commented by oktak at 2009-10-11 11:08 x
Kymちゃん、(3)は確かにそうだけど、(1)と(2)のロジックには無理を感じるね(笑) どうもアメリカは、何事も「食べ物」に依存しすぎという気がしてなりません。「シェア」の概念を教えるのも食べ物を通じてなら、「ご褒美」や「お楽しみ」も食べ物。たとえば、ファンド・レージングで、最高額を集めたクラスは、アイスクリーム・パーティーができるという企画があったり、授業参観などのイベントにはドーナッツやカップケーキなど、食べきれないほどの食べ物を親に持ち寄らせたりね・・。食べ物をダシにしなくても、いくらでも同じ効果を得る方法はあると思うのだけど。

娘の学校は、朝のスナックはないみたいで、午後のみ。(もちろん、必要な子には無料の朝食が提供されているようですが)飲料水の提供まで求められたら、大変だ・・学校の入り口には30段ほどの階段があるのだよ(笑)
Commented by quast at 2009-10-13 02:55
全日制のキンダーなんですね。うちはAMとPMにわかれていて、それでもスナックタイムがありました。って、いま4年生だけどずーっとあるみたい(笑)。

そしてうちの学校ではスナックやランチのシェアは禁止なんですよ。あ、もちろん誕生日だから特別に親がカップケーキなりピザなり持って行ってみんなで食べるというのとは別だけど。

それにしてもキンダーで28人って多い感じ。まだじっと座っているのが大変なような子供もいるだろうに。それともマンハッタンの学校に行くような子供らはみんなプリスクールを経験しているからそういう心配はないのかな?
Commented by oktak at 2009-10-13 23:45
そうなの、28人というのは、定員いっぱい。今年のNYCは「キンダー難民」が大量発生したんです。日本でも報道されたらしいけれど、経済状況が悪くなって、私立を諦めて公立に申し込んだ家庭が多かった上、そもそも過去数年間に、マンハッタンの幼児人口が劇的に増加したらしいんです。(安めのコンドが増えて、若い家族がたくさん引っ越してきたため)

今は担任の先生のほか、二人のteaching assistantがついているので、大人3人で28人を見ている状況ですが、今月末に、アシスタントの先生一人がいなくなってしまいます。なかなか大変だと思いますが、今のところなんとかなっている模様。プリスクールを経験していても、活発な子は活発だからね~ 
Commented by GoBuggy at 2009-10-21 05:06 x
こんにちわ~ 私は新米のママで 娘もPreschool (といっても Park Districtの 週二回で 二時間ずつですが) が はじまり Snackの 注意事項を いちおうもらったのですが (そうなんです、二時間の あいだに Snack を 組み込んでいるんですよ) Allergy は ほんとうに 怖いですよね、 Peanuts なんか 特に。 うちは 一応 かかりは ないですが Share したい ひとは Sign Up して これは いい、 悪いと いわれるそうです。 でも 他のみなさんの ところの ように 誕生日や Event で Cup Cake は いとしているらしいいのですが、 誕生日が 集結している場合 結構 Cupcakeや ケーキなどおおくなるんですよ!
この あいだ ちょっと 早めに 娘をむかえに いったとき、 1Inchくらいの (Okay, maybe 1/2 inch)くらいの Frosting のった (したの ケーキよりもかさが あったような。。。)のを たべているのをみて 腰ぬかしました。 
わたしは せんべいと するめで そだったので 大人になって 反動がすごいので すこしは 甘いのはOKに していますが。。。

でもShareSnack System は Disband するべきですよね。。。
Commented by oktak at 2009-10-21 06:12
そうそう、誕生日の度に、フロスティングがどっかり乗ったカップケーキ。それ以外にもハロウィーンだの、バレンタインだの、サンクスギビングだの、イベントの度に甘いものが出るでしょう?どう考えても、学校で食べ物出しすぎ。アメリカ人の肥満の原因の一つはここにあると思います>GoBuggyさん。
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